ストーリー

“チャンスはどこにでもある”
郵便局員のエリックは、名門サッカーチーム＝マンチェスター・ユナイテッドそして名ＦＷエリック・カントナの熱烈サポーターである。彼は、別れた最初の妻を今も愛しながら何もできなく、息子にも冷たくあしらわれ、何をやっても上手くいかない毎日を送っていた。仕事仲間は、やる気のないエリックをあの手この手で元気づけようとするが効果がない。ある日、そんなエリックの前に、憧れのスーパースターであるサッカー選手エリック・カントナが突然現われる。これは夢か？現実か？カントナは、エリックの相談相手となり、勇気づける。エリックは愛する妻や家族を、再びとり戻そうとするが、そこに思いがけない事件が起きる。エリックは、一世一代の賭けに出る。まだ、記憶に残るワールドカップの高揚感を味わえる、痛快な結末は、ケン・ローチの新しい魅力を楽しめる。フランスやマンUで活躍したサッカーのスーパースターエリック・カントナが本人役で出演したことでも話題に。
「すべては美しいパスからはじまる」　エリック・カントナ

■「麦の穂をゆらす風」でカンヌ国際映画祭パルムドール受賞のイギリスの名匠ケン・ローチ監督とサッカー界のスーパースター、エリック・カントナ—-この異色タッグが【奇跡】を起こした！前出の映画祭でも、観客を熱狂させた感動作。日本でも若者から塾年まで熱烈なファンのいる監督。また、エリック・カントナは、引退後映画俳優としても活躍しており、出演作に「エリザベス」「マルセイユの決着（おとしまえ）」などがある。

作品詳細