ピュ〜ぴる

公開:2011年3月26日

ストーリー

性同一性障害の現代アーティスト ピュ~ぴる。
「彼」が「彼女」へと変わってゆく8年間に寄り添った感動のドキュメンタリー。

ピュ〜ぴるは創造者であると同時に創造物でもある。 ピュ〜ぴる自身の身体と感情が、作品の核を作り上げる。 それゆえ松永大司監督による美しく感動的なドキュメンタリーでさえ、ピュ〜ぴるの作品と言える。 疎外感を味わったり、わかってもらえないと感じたことのある人なら誰でも、 ピュ〜ぴるが人生を歩むために苦闘する姿に、自分自身を見いだすだろう。
Tom Mes (『Midnight Eye』編集者)

近年世界的な評価を手中にしている日本人コンテンポラリーアーティスト、“ピュ~ぴる”。 男性として生を受けたピュ~ぴるは自分の体に違和感を覚えるようになるが、自ら制作した奇抜なコスチュームを身にまといクラブ通いすることで、その違和感を解消していた。やがてそのコスチュームがアートとして注目を浴びるようになる。 性同一性障害、失恋、去勢手術、横浜トリエンナーレ2005でのパフォーマンスなどを含む8年間の軌跡を、長年の友人であり、映画「ウォーターボーイズ」に俳優として出演した松永大司監督が追い続けた渾身のドキュメンタリー映画。
ピュ~ぴる自身の活動としては、現在オランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館にて作品が展示されている。

©Photo:Masayuki Yoshinaga、©Photo:Teruyoshi Toyota

作品詳細

監督・撮影・編集:松永大司
出演:ピュ〜ぴる
配給・宣伝:マジックアワー

このページのトップへ戻る