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出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、
ロビン・ワイガート、國村隼

監督:マーク・マリオット 脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子 プロデューサー:ブリガム・テイラー
撮影:オスカー・イグナシオ・ヒメネス 編集:井上ヤス 原案:マーク・マリオット、ブリガム・テイラー
2023/アメリカ/英語、日本語/2.35:1/5.1ch/118分/日本語字幕:安達もえ子、宮本奈緒子/原題:TOKYO COWBOY 

6月7日㊎ より
YEBISU GARDEN CINEMAほか
全国順次ロードショー

TRAILER

INTRODUCTION

喧騒東京から、
大自然がる
モンタナへ…
効率至上主義
ビジネスマン
つけた
人生かさとは—

どこまでも空が続くことから“ビッグ・スカイ・カントリー”と呼ばれるアメリカ・モンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキは、いつものスーツ姿で壮大な計画をプレゼンするが、すぐに行き詰まってしまう。トラブル続きの最中、郷にいれば郷に従えとスーツを脱ぎカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、人生を変える出会いが訪れる—。

井浦新、アメリカ映画デビュー&初主演!
『男はつらいよ』の現場経験もあるマーク・マリオット監督のもとに
藤谷文子、デイヴ・ボイル、國村隼らグローバルな才能が集結

出張先のアメリカ北西部・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて人生を見つめ直す主人公ヒデキを演じるのは、今や日本映画界に欠かせない俳優・井浦新。話題作への出演が相次ぎ、ついにアメリカ映画デビューを果たした。
監督のマーク・マリオットはかつて日本の巨匠、山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。その時の異国体験が作家としての原点となった。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て本作を企画。日本のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、“異邦人”が経験するさまざまな感情を普遍的なヒューマンドラマに仕立て上げた。
心の交流をテーマにした本作には、井浦のほかにも日米2カ国の文化と言語の微妙なニュアンスを表現できる多彩なスタッフとキャストが集結した。脚本は、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」で脚本&監督を務めたことも話題のデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインやミシェル・ゴンドリー監督『TOKYO!/インテリア・デザイン』主演などを経て、現在はアメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷は主人公の上司であり恋人でもある役柄でキャストにも名を連ねる。さらに日本を代表する国際派俳優・國村隼が和牛の専門家役としてコミカルな存在感を放つほか、プロデューサーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トロン: レガシー』などハリウッド大作を多数手掛けてきたブリガム・テイラーが務めた。

STORY

サカイヒデキは東京の大手食品商社に勤めるサラリーマン。さまざまな食のブランドの M&A を進めることが主な仕事で、
プライベートでは上司である副社長のケイコと婚約している。
会社が米国モンタナ州に所有する経営不振の牧場を収益化するため、希少価値の高い和牛に切り替えることを提案。和牛畜産業の専門家であるワダを連れてモンタナに向かう。
空と大地がどこまでも続くモンタナでは東京の常識は通じず、ヒデキはすぐにトラブルに見舞われる。
ワダが怪我で入院し、一人になったヒデキは場違いなスーツ姿で牧場主のペグに
和牛の事業計画をプレゼンするが、邪険に扱われるばかり。
そんな中、ヒデキはハビエルが副業として牧場の片隅で密かにキヌアを栽培していることを知る。
おおらかで地に足のついた生活を楽しむハビエルと交流するうち、土地の魅力に気づき始めたヒデキは、
スーツからカウボーイの格好に着替え、牧場の仕事を積極的に手伝うように。大規模な牛追いにも参加し、
牧場の労働者たちと打ち解けていく中で、自身の効率一辺倒の働き方を見つめ直していく。
やがてヒデキは、牧場再建の新たなプランを考えはじめるのが……。

CAST

ARATA IURA

坂井英輝(サカイ・ヒデキ)役

井浦 新

1974年生まれ、東京都出身。1998年に是枝裕和監督『ワンダルフライフ』で映画初主演。若松孝二監督『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012)で日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞、ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』(2012)でブルー・リボン賞助演男優賞を受賞。近年の主な出演作に河瀨直美監督『朝が来る』(2020)、かなた狼監督『ニワトリ☆フェニックス』(2022)、森井勇佑監督『こちらあみ子』(2022)、森達也監督『福田村事件』(2023)、今泉力哉監督『アンダーカレント』(2023)、穐山茉由監督『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(2023)、久保茂昭監督『ゴールデンカムイ』(2024)、若き日の若松孝二役を演じた白石和彌監督『止められるか、俺たちを』(2018)の続編となる井上淳一監督『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(2024)など。また俳優業の他にもミニシアター支援プロジェクト「ミニシアターパーク」、アパレルブランド〈ELNEST CREATIVE ACTIVITY〉ディレクター、サステナブル・コスメブランド〈Kruhi〉ファウンダーを務めるなど、その活動は多岐にわたる。

AYAKO FUJITANI

増田けい子(マスダ・ケイコ)役・脚本

藤谷文子

大阪府出身。13歳の時に『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1955)のヒロイン役で映画デビュー。演技と並行して執筆活動を始め、小説『逃避夢』が庵野秀明監督により『式日』(2000)として実写化される。スタジオジブリ初の実写作品である同作では主演も務めた。その後、活躍の場を世界に広げ、ジークフリート監督『サンサーラ』(2003)、ミシェル・ゴンドリー監督「インテリア・デザイン」(2008/オムニバス映画『TOKYO!』の一編)などに出演。2009年にロサンゼルスに移住してからは、本作の共同脚本家であるデイヴ・ボイルが監督した『Man From Reno』(2015)に主演するほか、「ザ・ラストシップ」シーズン3(2016)、「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン4(2018)などのドラマシリーズに出演。また、脚本家としてベルリン国際映画祭で上映されたパク・チャヌク監督の短編「A Rose Reborn」、監督・脚本家として短編映画「Doors」(2013)と「Bow Wow Wow」(2015)を発表している。

GOYA ROBLES

ハビエル役

ゴヤ・ロブレス

プエルトリコとエクアドルにルーツを持つラテン系俳優。テレビシリーズ「ハリウッド・チャンス!」(2017-2019)のヤゴ役で知られる。インディペンデント映画でも活躍し、アリ・イスラー、ベン・スナイダー監督『11:55』(2016)などに出演している。最近の主な出演作にテレビシリーズ「POWER/パワー ブックⅢ:レイジング・カナン」(2021-2024)、ピーター・ファレリー監督『史上最高のカンパイ!〜戦地にビールを届けた男〜』(2022)がある。

ROBIN WEIGERT

ペグ役

ロビン・ワイガート

米国ワシントンDC出身。HBOの西部劇シリーズ「デッドウッド〜銃とSEXとワイルドタウン」(2004-2006)のカラミティ・ジェーン役で一躍脚光を浴びる。その他のテレビ出演作に「サンズ・オブ・アナーキー」シーズン3〜6(2010-2013)、「Life 真実のパズル」(2007-2009)、「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-2019)など。映画はスティーヴン・ソダーバーグ監督『さらば、ベルリン』(2006)、チャーリー・カウフマン監督『脳内ニューヨーク』(2008)などに出演。主演を務めたステイシー・パッソン監督『Concussion』(2013)ではゴッサム・インディペンデント映画賞ブレイクスルー俳優賞にノミネートされた。

JUN KUNIMURA

和田直弘(ワダ・ナオヒロ)役

國村 隼

1955年生まれ、大阪府出身。1981年に井筒和幸監督『ガキ帝国』で映画デビューし、『萌の朱雀』(1997)で映画初主演。主な出演作に北野武監督『アウトレイジ』(2010)、園子温監督『地獄でなぜ悪い』(2013)、庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』(2016)、𠮷田康弘監督『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』(2018)、山崎貴監督『アルキメデスの大戦』(2019)、吉田大八監督『騙し絵の牙』(2021)、松井大悟監督『ちょっと思い出しただけ』(2022)、宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』(2023)など、2024年の公開作は、韓国映画『犯罪都市』シリーズの最新作『犯罪都市 NO WAY OUT』、佐藤嗣麻子監督『陰陽師0』、白石和彌監督『基盤斬り』などがある。また、リドリー・スコット監督『ブラック・レイン』(1989)、クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル Vol.1』(2003)、ジョン・ウー監督『マンハント』(2017)、アンドリュ-・レヴィタス監督『MINAMATA-ミナマタ-』(2021)をはじめ海外作品への出演も多く、ナ・ホンジン監督『哭声/コクソン』(2016)では韓国・青龍映画賞の男優助演賞と人気スター賞をW受賞した。

STAFF

MARC MARRIOTTマーク・マリオット

監督・原案

マーク・マリオット

カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて映画監督の修士号を取得。キャリア初期に日本滞在し、山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』(1989)の現場に見習いとして参加する。初監督した短編「Short Order」(1995)が仏アンリ・ラングロワ国際映画祭でカナルプリュス賞を受賞、続く「Snow Child」(1997)もカンヌで上映される。その後、テレビのプロデューサー/演出家としてキャリアを重ね、特に過酷な状況で生きる人々を描いたドキュメンタリーやリアリティ番組で高い評価を受ける。主な作品にNASCARレース出場に向けて競争するドライバーたちを追った「Roush Racing: Driver X」 (2005-2006/ディスカバリー・チャンネル)、林業従事者たちの危険と隣り合わせの日常を追った「Ax Men」(2008-/ヒストリー・チャンネル)など。本作が初の長編劇映画となる。

『東京カウボーイ』の物語は、異国の地で外国人として暮らした私自身の経験から生まれました。何年も前のことですが、私にとって日本での生活はとても衝撃的な体験で、帰国する頃には別人のようになっていました。日本で過ごした日々が私をより物静かで、人の話に耳を傾ける人間に変えたのです。
やがて私は日本の巨匠である山田洋次監督に弟子入りし、寅さんが初めて海外を旅する「男はつらいよ」シリーズ第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』のために再び日本を訪れました。この映画の中で寅さんははみ出し者です。見習い期間中の私もまた、周囲から頻繁にはみ出していました。この経験により、私はより深く観察し、耳を傾けるようになりました。
日本では疎外感を味わうこともありましたが、そのような時は個々の友情の中につながりを見出すことができました。これらの自己発見の機会が、私という人間や、私が伝えたい物語に影響を及ぼしました。
自分を場違いだと感じながら、私は日本の人がアメリカを旅するとどうなるのだろうと考え始めました。

同じ頃、モンタナにある日本企業が所有する牧場で、日本の社員たちが広大なアメリカ西部スタイルの牧場経営の研修を受けているという話を知りました。中にはそのまま残ってカウボーイになる人もいたそうです。私はこの組み合わせに魅せられ、東京から来た人がモンタナの牧場で経験するであろうことを想像するようになったのです。
…こうしてサカイヒデキという人物が生まれ、『東京カウボーイ』の旅が生まれました。日本で居場所を失い疎外感を抱いている彼は、他人の夢を買収することに時間を費やしています。

私の好きな映画『ローカル・ヒーロー』の登場人物たちのように、自分が変える、あるいは破壊するつもりで訪れた場所に魅了されていくヒデキの姿に私は惹きつけられました。結果と数字を重視する生き方に虚しさを感じ、それ以外の何かを求めるヒデキに。
これは、自国の文化の中に新たな勇気と共感の宝庫を見出し、同時に他者に手を差し伸べてつながりを持つことについての物語です。そしてこの心の旅を際立たせるのが自然美あふれるモンタナの風景です。ネオンに輝く東京との見事なコントラストが、唯一無二の色彩を生み出しています。

私たちがパーソナルな部分をさらけ出すことで素晴らしいドラマが生まれます。人としての共通体験に根差したユーモアは最も忘れがたいものになります。それこそが私が『東京カウボーイ』で感じたかったことです。観客の皆さんがヒデキの旅を描いたこの穏やかな物語に思わず夢中になることを願っています。耳を傾け、ペースを落とし、土地や周囲の人々とつながろうとするヒデキの姿に自分自身を重ね合わせてもらえたら幸いです。

BRIGHAM TAYLORブリガム・テイラー

プロデューサー・原案

ブリガム・テイラー

1994年にウォルト・ディズニー・スタジオに制作アシスタントとして参加し、後にプロダクション部門の副社長に就任。実写作品を多数手がけ、主なプロデュース作にジョン・ファブロー監督『ジャングル・ブック』(2016)、マーク・フォースター監督『プーと大人になった僕』(2018)、チャーリー・ビーン監督『わんわん物語』(2019)、テア・シャーロック監督『ゴリラのアイヴァン』(2020)、製作総指揮を務めた作品にブラッド・バード監督『トゥモローランド』(2015)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)などがある。

DAVE BOYLEデイヴ・ボイル

脚本

ロサンゼルスを拠点に活動する脚本家・監督。『Big Dreams Little Tokyo』(2006)、『White on Rice』(2009)、『Surrogate Valentine』(2011)、『Daylight Savings』(2012)などの脚本・監督を経て、藤谷文子・北村一輝を迎えたサスペンス映画『Man from Reno』(2014)でロサンゼルス映画祭グランプリを受賞、インディペンデント・スピリット賞のジョン・カサヴェテス賞候補となる。近年はテレビ、配信ドラマにも進出し、「Dimension 404」(2017)第3話の監督、賀来賢人主演のNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2023)の脚本・監督を務める。また、2014年からビル・コンが率いる香港の安樂影片(Edko Films)の脚本家/クリエイティブ・コンサルタントを務めているほか、クライミング選手の白石阿島を追ったドキュメンタリー『Ashima』(2023)をプロデュースしている。

THEATER

プレゼント

前売り鑑賞券
1,500円 (税込)
発売中

劇場窓口にてお買い求めのお客様に
『東京カウボーイ』アメリカ版ポスター(ミニサイズ)を
プレゼント(限定数)

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※上映時間および詳細は、各劇場へお問い合わせください。 ※前売券は劇場でお求めいただけます。
※劇場情報は随時更新いたします。

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