装幀者・菊地信義を追ったドキュメンタリー『つつんで、ひらいて』公開! | マジックアワー

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2019.07.19

装幀者・菊地信義を追ったドキュメンタリー『つつんで、ひらいて』公開!

現在75歳の装幀者・菊地信義の仕事を追いかけたドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』。菊地は独立から40年、中上健次や古井由吉、俵万智、金原ひとみなど1万5000冊以上の本の装幀を手がけ、日本のブックデザイン界をリードし続けてきた存在。紙と文字を触りながら、あくまで手作業で一冊ずつ本をデザインしている。その指先から、印刷、製本に至る工程を見つめ、ものづくりの原点を探っていく。インターネットが日常のものとなった今だからこそ、物への愛着、紙の手ざわりにフォーカスした。出版、デザインに関わる人だけでなく、本好きには必見のドキュメンタリーである。本作は2015年から約3年間かけて撮影した。

柳楽優弥主演の監督デビュー作『夜明け』を手掛けた広瀬奈々子自身が監督、編集、撮影を務める。2019年秋にシアター・イメージフォーラムにて公開。

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