韓国

友だちになれる、何度でも。

“いじめ”という目に見えない悪魔に、少女たちはどう向き合うのか--。
名匠イ・チャンドンが認めた若き女性監督が描く”なかよし”二人の成長物語

人生で初めて経験する友情、裏切り、嫉妬、すべての感情に戸惑い葛藤する子どもたちの姿を生き生きと鮮烈に映し出す本作『わたしたち』は、『オアシス』『シークレット・サンシャイン』の名匠イ・チャンドン監督が見出した新鋭ユン・ガウン監督が自身の経験を元に描いた作品。イ・チャンドン監督が企画者としてシナリオ開発から携わり、ユン監督と共に「真実の話の中の、本当の瞬間」を求めて絶えず話しあってシナリオを完成させた。

誰もが通り過ぎてきた子どもたちの世界を通して、いじめやスクールカースト、家庭環境の格差など、現代が抱える社会問題を盛り込みながら、他者との繋がりの中で生きる「わたしたち」の関係について問いかける本作は、第66回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門ノミネートを皮切りに数々の国際映画祭に招請され、「世界中の人々が出会うべき傑作(ズリーン国際映画祭)」と国籍世代を問わず多くの絶賛と共感を得ている。日本でも第17回東京フィルメックスの観客賞などトリプル受賞の快挙を成し遂げた。