マジックアワー

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新着情報

2024.02.09

壮麗な大自然の中 <本気で生きる感覚>を解き放つ『プロミスト・ランド』公開決定

歴史小説のジャンルで名を馳せる作家・飯嶋和一のデビュー作で、第40回小説現代新人賞を受賞した「プロミスト・ランド」を、38年の時を経て実写映画化!
脚本・監督を務めるのは、阪本順治らの元で研鑽を積み、日本映画界の硬派な監督陣の血筋を継承する新鋭・飯島将史。本作の舞台となる山形県庄内地方のマタギ衆に密着したドキュメンタリー『MATAGI』(2023)に続く本作で、長編劇映画デビューを飾る。
主演は『青春ジャック~止められるか、俺たちを2~』(2024)『福田村事件』(2023)、ドラマ「ガンニバル」(2022)等話題作に立て続けに出演し、注目が高まる杉田雷麟と『せかいのおきく』(2023)、『首』(2023)で鮮烈な存在感を発揮し、最新出演作『身代わり忠臣蔵』(2024)の公開も控える寛一郎。日本映画の未来を担う、若き演技派俳優ふたりの強力なタッグが実現した。

6月29日(土)ユーロスペースほか全国順次ロードショー!
杉田雷麟 寛一郎 
三浦誠己 占部房子 渋川清彦 / 小林薫
脚本・監督:飯島将史
原作:飯嶋和一「プロミスト・ランド」(小学館文庫「汝ふたたび故郷へ帰れず」収載)
配給:マジックアワー/リトルモア
©︎飯嶋和一/小学館/FANTASIA

https://www.promisedland-movie.jp/

2023.11.14

主演・ピエール瀧×監督・小林且弥『水平線』公開決定

主演・ピエール瀧 × 監督・小林且弥

映画『凶悪』で出会った二人が新たにタッグを組む‼ 

福島県のとある港町。震災で妻を失った井口真吾は、個人で散骨業を営みながら一人娘、奈生と暮らす日々。ある日、彼のもとに持ち込まれた遺骨は、かつて世間を賑わせた通り魔殺人事件の犯人のものだった。 苦しい選択を迫られるなか、真吾が下した決断は―――。

心に傷を抱えたまま、高齢者や生活困窮者を相手に散骨を請け負う主人公・井口真吾役にピエール瀧。真吾の一人娘で、水産加工工場で働く奈生役には、『青葉家のテーブル』(21)の好演で注目される若手女優、栗林藍希。ほか足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、渡辺哲ら実力派キャストが名を連ねる。監督を務める小林且弥は、2002年に俳優としてのキャリアをスタートさせ、『ランニング・オン・エンプティ』(10)や『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10)などに主演。2013年に白石監督『凶悪』でピエール瀧が演じるヤクザの舎弟役で共演し意気投合。自身初の監督作品となる本作へと発展した。

大切な人の突然の不在に立ち止まってしまった親子が、ゆっくりと向き合っていく姿を丁寧に見つめた意欲作。映画の舞台・福島県福島市「フォーラム福島」で12.8(金)先行公開。2024年3.1(金)より「テアトル新宿」ほか全国順次ロードショー。

2023.10.19

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 グランプリ『最悪な子どもたち』公開決定!

第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 グランプリ(最高賞)受賞

問題だらけの子どもたちと、完璧じゃない大人たち。
ともに過ごした、北フランスのひと夏の映画撮影–。
ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれる。
選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、そして 出所したばかりのジェシーの4人のティーンエイジャーたち。出来上がったシナリオは、彼ら自身をモデルにした物語だった。 なぜ問題児ばかりが主役なのか? 監督の狙いとは? 住民たちが訝しむなか、波乱に満ちた撮影が始まり、予想外の展開が訪れる。
オーディションで数千人の子どもたちと向き合った経験をもとに、
キャスティングディレクターや演技コーチの経歴を持つ新進監督コンビの長編デビュー作。
監督のリーズ・アコカとロマーヌ・ゲレは、
「なぜ映画というジャンルが、過酷な環境で生きる子どもたちに惹かれカメラを向けようとするのか?」とかねてより関心を持っていたことが企画の始まり。主人公の4人は、実際に撮影地の学校や児童養護施設でのオーディションに参加し、演技未経験の子どもたちが選ばれた。

12.9より公開 www.magichour.co.jp/theworstones